ビットコインを昔買ってたら、今ごろ何倍になっているのかな…?
1枚あたり数百万円の価格で取引されているビットコインですが、初期の頃は非常に安い価格で売買されていました。
2009年には1円以下の値がついており、取引所のマウントゴックスが設立された2010年7月には約7円前後で取引が行われています。
この記事では、ビットコインを10年前に買ってたら何倍になっているのかを紹介するよ。
本記事のざっくりまとめ
- 2014年のビットコイン価格は3~9万円台で推移しており、現在価格と比べて桁が2つ小さい
- 2010年に設立されたマウントゴックスは東京に拠点があり、日本人も安くビットコインを購入する機会があった
ビットコインを昔買ってたら何倍になった?
ビットコインを昔買ってたら、今頃いくらになってるんだろう?
10年前・5年前・2年前にビットコインを買った場合の現在価格(2024年2月20日時点)を紹介するよ。
ビットコインのリアルタイムチャート
10年前に買ってたら
10年前(2014年2月)のビットコイン価格は1BTC=約62,000円です。
現在の価格(約779万円)と比較すると、価格の倍率は約125倍になります。
10年前に買ってたら今いくら?
- 1万円分買うと?→約125万円
- 10万円分買うと?→約1256万円
- 100万円分買うと?→約1億2564万円
(2024年2月調査)
10万円分のビットコインを10年前に買ってたら、1200万円以上の利益が出ていることになるんだね!
「10年後に100倍以上になるかも」って考えながら購入した人がいるならすごいなぁ…!
初期に買った人がずっとHODL(保有)できているとは限らないけど、ビットコイン投資による利益は上げられているかもしれないね。
関連記事:HODLの意味は?ビットコインをガチホするのが難しい理由も解説
5年前に買ってたら
5年前(2019年2月)のビットコイン価格は1BTC=約43万円です。
現在の価格(約779万円)と比較すると、価格の倍率は約18倍になります。
5年前に買ってたら今いくら?
- 1万円分買うと?→約18万円
- 10万円分買うと?→約181万円
- 100万円分買うと?→約1811万円
(2024年2月調査)
2019年頃のビットコインは、1枚100万円以下で推移している時期もあったんだ。
2年前に買ってたら
2年前(2022年2月)のビットコイン価格は1BTC=約460万円です。
現在の価格(約779万円)と比較すると、価格の倍率は約1.6倍になります。
2年前に買ってたら今いくら?
- 1万円分買うと?→約16,000円
- 10万円分買うと?→約16万円
- 100万円分買うと?→約169万円
(2024年2月調査)
2年前に買っていたとしても、含み益になっているんだね!
関連記事:ビットコインの価格推移!10年以上の歴史をグラフ付きで解説
積立で毎月10万円分買うとどうなった?
積立開始日 | 総購入金額 | 現在評価額 | 倍率 |
---|---|---|---|
2020/2/19 (4年前) | 490万円 | 約1547万円 | 3.16倍 |
2021/2/19 (3年前) | 370万円 | 約719万円 | 1.94倍 |
2022/2/19 (2年前) | 250万円 | 約536万円 | 2.14倍 |
2023/2/19 (1年前) | 130万円 | 約234万円 | 1.80倍 |
毎月10万円ずつビットコインを買っていた場合、積立を始めた時期によって現在の評価額は変わります。
執筆日(2024年2月19日)時点、1年前から積立を始めていたら評価額が1.8倍に、4年前から始めていたら3.16倍になっている計算です。
積立は毎日とか毎月とか、一定の期間ごとに一定の金額ずつ買っていくことだよ。
ビットコインの価格変動リスクを軽減できる手法なんだ。
投資用の資金を全部まとめて使うと、タイミング次第では損につながりそうだよね。
積立なら、投資に慣れていなくても始めやすそうな気がするよ。
日本でビットコインはいつから買えた?
日本におけるビットコインの取引は比較的初期の頃から行われており、2010年に設立された取引所のマウントゴックスでビットコインを購入するユーザーもいました。(マウントゴックス破綻時、日本人顧客は1,000人前後)
また、ビットコインのP2P取引(個人間で直接取引する)プラットフォームも活用されていました。
なお、ビットコインの最初のブロックが生成されたのは2009年1月で、ビットコインに最初に価格がついたのは、2009年10月の1BTC=約0.00076ドル(当時レート約0.7円)です。
マウントゴックスでビットコイン取引が始まった2010年7月頃には、1BTC=約7円前後で取引されていました。
日本に住んでいても、2010年時点でのビットコイン購入方法があったんだね!
マウントゴックスは東京に拠点があったし、他の国の人に比べれば日本人はビットコイン取引を始めやすい方だったかもしれないね。
関連記事:ビットコインは日本でいつから買えた?始まった時期やどこで買えたかも紹介
ビットコインを昔買ってたら?気になる話題を一問一答で解説
ビットコインについて、もう少し色々知りたいな。
ビットコインを最初に買った人や、成功者の話題を紹介するよ。
ビットコインを最初に買った人は?
ビットコイン初期の取引事例として、2009年10月に最初のビットコイン売買サービスと呼ばれるサイト「New Liberty Standard」を立ち上げた男性が、サイト運営のために5.02ドルと5050BTCを交換した取引が挙げられます。
また、2010年5月22日には初めてのビットコイン決済が成立しました。
フロリダ州に住むプログラマーが、10000BTCでピザ2枚を購入しています。(当時レートで1BTC=約0.22円)
今では考えられないくらいの価格でビットコインがやり取りされていたんだね!
ちなみに、初めてのビットコイン決済が成立した5月22日は「ビットコイン・ビザデー」として、ビットコインのコミュニティで親しまれる記念日になっているよ。
関連記事:ビットコインとピザの関係は?ピザ2枚とビットコインが交換された出来事を紹介
ビットコインは億単位で換金されている?
ビットコインは流動性が高い(取引量が多い)資産であり、場合によっては1億円単位でも換金できます。
また、大規模投資家による大口取引は公開市場ではなく「OTC市場」で行われることがあり、市場価格への影響を抑えながら実施されます。
2024年2月の調査日だと、ビットコインは1日で3兆円以上取引されていたよ。
世界中で毎日、たくさんのビットコインが売買されているんだね…!
日本人のビットコイン成功者は?
ビットコインは保有を公言すると犯罪などの危険にさらされるリスクがあり、日本人で大量保有を公言する人はあまりいません。
また、ビットコイン創設者のサトシ・ナカモトは日本人らしい名前ですが、正体は分かっておらず、現在どのような暮らしをしているかも不明です。
なお、海外のビットコイン成功者として、黎明期からビットコインを購入しているウィンクルボス兄弟や、企業レベルでのビットコイン保有・投資を進めるマイケル・セイラーが知られています。
ビットコインは性質上、「ビットコインを持っている」ということを他の人に言いにくい側面があるんだね。
むしろ、「ビットコインで億万長者になった」というような発言をする人は、投資の成功者を装う詐欺師の可能性があるから注意した方がいいよ。
関連記事:ビットコインの成功者は?日本人の仮想通貨保有者数・注意すべき詐欺の話も紹介
関連記事:サトシ・ナカモトは日本人じゃない?ビットコイン創設者の謎やポケモンとの関連性を独自考察
【まとめ】ビットコインを10年前に買ってたら?
ポイントまとめ
- 2014年のビットコイン価格は3~9万円台で推移しており、現在価格と比べて桁が2つ小さい
- 2010年に設立されたマウントゴックスは東京に拠点があり、日本人も安くビットコインを購入する機会があった
10年前にビットコインを10万円買ってたら、約1200万円になっているんだね!(2024年2月調査)
購入したビットコインを数年間HODL(保有)したり、長期の積立投資をしたりして、含み益を得た人が多くいるんだ。
ビットコインって何だか難しそうだし、よく分からないから何となく不安だったけど、他にも色々知りたいなって思ったよ。
ビットコインについて、もっと知っとこ!
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執筆者:Shigeru Minami
「知っとこ!ビットコイン図鑑」制作者。
ビットコイングッズのハンドメイド作家として活動中。